TOP> 杉の無垢フローリングのお手入れ

杉の無垢フローリングを長くお楽しみいただくため、下記のお手入れをおすすめしております。
日常のお手入れから大掃除、年に一度のスペシャルメンテナンスまで、状況に応じてご利用ください。


杉の無垢フローリング 使用上の注意

基本のメンテナンス


①掃除機での掃除と乾いた雑巾での乾拭き。普段のお手入れはこの2つだけで大丈夫です。
②水は、割れやシミなど様々なトラブルの原因になります。こぼしてしまった時はすぐにふき取りましょう。
③しつこい汚れは固く絞った雑巾でふき取った後、乾拭きで仕上げてください。

水、飲み物などの液体への対応について



・乾いた布で速やかに拭いてください。そのままにしておくと、膨張、白濁、表面塗装割れなどが生じることがあります。

・拭いた後はそのまま自然乾燥させてください。膨れなどが生じた場合も、乾燥機(ドライヤー等)は使わないでください。

・フローリングに冷えた缶などを直接置くと、丸く白濁しますのでご注意ください。

・水が頻繁にかかる浴室、洗面まわり、キッチンなどの場所は、マットを敷いて水濡れにご注意ください。濡れたマットはそのまま放置しないようにお願いします。

 雨漏り・水漏れ 

フローリングは水を嫌います。長時間の水漏れは製品のシミ、汚れの原因となりますので、速やかに乾いた布でふき取って下さい。特に無塗装品やオイル塗装品は、水漏れにより変色しやすいので、注意してください。また、キッチンや洗面所など、水をよく使用する場所には水切りマットを敷いてください。


 キャスター・重量物 

机やテーブル、いすの脚には、布(フェルト)キャップやゴムキャップなどをかぶせてご使用ください。ピアノなどの重量物は、敷き板を介して置いて下さい。荷重のかかった状態でキャスター付きのイスやワゴンを動かすと、大きなダメージを受けやすくなります。カーペットを部分敷きして、表面を保護したうえでご使用ください。


   熱   

ホットカーペット、温風ヒータ、ストーブなどの熱が直接当たるような使い方は、隙目や表面割れを引き起こす原因となることがありますので避けてください。これらを使用する場合は、断熱性の高いマットを敷いて、ご使用ください。断熱マットは家電販売店でお求めください。


 色違い・やけ 

天然木のため、色柄は一枚一枚異なります。 製品カタログなど印刷物の写真とは微妙に異なる場合もありますので、ご了承ください。また、木材は紫外線などの影響で変色していきます。無垢材の特徴としてご理解ください。



杉の無垢フローリング:無塗装品・塗装品の共通の注意事項

 無垢フローリングは気温、湿度、含水率等により床鳴りする場合があります。
 無垢板の特徴ですのでご理解いただいた上でご検討ください。

 濡れたままにすると、ひび割れや反りの原因になる場合があります。
 水がついたらすぐに拭きとってください。



無塗装フローリングの場合

【日常のお手入れ】
①掃除機でゴミやホコリを取ります。
②雑巾で乾拭きをして仕上げてください。

【大掃除でのお手入れ】
①掃除機でゴミやホコリを取ります。
②すき間に入ったホコリは、爪楊枝などで取り除いてください。
③固く絞った雑巾で水拭きしてください。
《ご注意点》
こすり過ぎると、表面がささくれ立ってしまう場合があります。強くこすり過ぎないよう、ご注意ください。

無塗装は汚れがつきやすいので、キレイな雑巾で拭いてください。
汗などが落ちるとシミの原因になりますので、
夏場などは特にご注意いただき、落ちた場合は拭き取ってください。


自然塗装のフローリングの場合

【日常のお手入れ】
 ①掃除機でゴミやホコリを取ります。
 ②雑巾で乾拭きをして仕上げてください。

【大掃除でのお手入れ】
 ①掃除機でゴミやホコリを取ります。
 ②すき間に入ったホコリは、爪楊枝などで取り除いてください。
 ③固く絞った雑巾で水拭きしてください。

【年に1度のスペシャルメンテナンス】
 1年に1度、メンテナンスとしての再塗装をおすすめしております。
 固く絞った雑巾で水拭きし、乾いたら塗料を上塗りしてください。
 必ず、塗装された塗料と同じメーカーのものをご使用ください。
 弊社が使用している塗料は弊社オリジナルの自然塗料です。



《ご注意点》
ホームセンター等で市販されているウレタン塗装用の商品は使用しないでください。

禁止事項

●ポリッシャー(自動床洗浄機)やスチームクリーナーは使用しないでください。
反りやひび割れの原因になります。

●化学薬品入りのモップや化学雑巾は使用しないでください。
さまざまな薬品の入っているこれらの商品をご使用になると、黒ずみや色むらの原因になります。

●ホットカーペットのご使用はできるだけひかえてください。
カーペットとフローリングの間に熱がこもり、反りや割れの原因になります。
ご使用になる場合は、無垢フローリングの上に断熱性の高いマットを敷き、高温で長時間使用しないようご注意ください。温風ヒーター等も長時間あたると、ひび割れや目隙(すき間があくこと)の原因になりますのでご注意ください。


補修について

【表面がへこんでしまった場合】
①へこんだ場所に水を垂らししばらく待ちます。
②布を当て、アイロンをかけます。様子を見ながら『押し付けて離す』動作を2、3回繰り返してください。
※凹み具合によっては、この補修方法でも改善されない場合があります。